メトヘモグロビン濃度(SpMet®)は、Masimo Rainbow SET® の測定項目の 1 つです。これまで侵襲的な採血や時間のかかる検査分析などが必要とされた計測項目が、この血液成分モニタリングプラットフォームにより、非侵襲的に測定することが可能になりました。
SpMet は画期的な測定項目であり、これにより医療従事者はメトヘモグロビン血症患者を非侵襲的かつ迅速に診断し、治療することができます。
- > メトヘモグロビン血症は重大な臨床状態であり、一般に考えられているよりも発生頻度が高く、罹患率と死亡率の増加に関連している。1
- > 新生児に対する iNO 療法など、臨床現場で使用されている多くの手順および薬剤がメトヘモグロビン血症の誘発に関与していることが、文献で証明されている。1
- > メトヘモグロビン血症は、しばしば見逃され、誤診断されている。1
- > SpMet により、患者さまの改善、臨床効果の向上、治療コストの削減が可能となる。
「後天性メトヘモグロビン血症は、かなりよくみられる疾患で、入院および外来いずれの現場でも罹患率および死亡率の原因になっています。後天性メトヘモグロビン血症は、しばしば見逃され誤診断されています。」
- Dr. Rachel Ash-Bernal, et al.
- 1 Ash-Bernal R, Wise R, Wright SM. Acquired Methemoglobinemia. A Retrospective Series of 138 Cases at 2 Teaching Hospitals. Medicine 2004; 83: 265-272.